劉備(りゅうび) Liu Bei



基本情報

名前劉備(字:玄徳)
出現地域濮陽
出現時期演義:劉備勢力君主(1ターン目~)
戦闘技能仁兵
使用属性CPU時使用属性:雷、得意属性:無し
個人目標武勲15000
支配地域数3
支配地域数12
勢力善政

最初の目標2つを達成してレベル3にするのは比較的簡単。しかしそこからが極めて長くなるだろう。
勢力善政を自力で達成する前に、武将将器上昇(励ましレベルアップ)で上げるのが先になる場合が殆どかも知れない。
或いは配下を馬超や月英など同じ勢力善政が目標のキャラを見つけ次第優先して登用し固めてしまうのもアリだ(しかも割と強いキャラばっかり)。
そして君主劉備でスタートなら善政値ポイントを蓄積させるのもそう難しくはないかも知れない。


技考察

通常攻撃

攻撃スピードは孫堅と同じくオーソドックス型の平均的な数値であり、N1~N3が前方180度を捉えるので武器レベルの成長する終盤の攻撃範囲にはかなり恵まれている。攻撃スピードは曹操には僅かに劣るがその分曹操よりリーチが前方に長いタイプである。
しかし劉備の通常技にはハッキリとしたウィークポイントが存在する。N4とN6の縦斬りの部分である。N4は真正面に突きを繰り出すので左右に対して非常に攻撃判定が狭い。N6はC4に似たモーションで右上から左下に振り下ろす。こちらも属性の付かないC4並の範囲と言えば、性能は推して知るべしだろう。どちらも非常に攻撃判定が狭い。
N6に関しては劉備のメインウェポンがC6なのでN6自体を出さずに済むが、N4に関してはC6を出す為にはN4を出す事は避けて通れない為に、ここを突かれてC6を潰される危険性が大きい。
なまじN1~N3が孫堅と同じような前方を広範囲に攻撃できる中々優秀な分、N4の突きを出した瞬間にそれまでN攻で捉えていた雑魚を逃がしてしまう数が増えやすい。劉備がN攻を振る中ではこのN4の前後が潰される率が突出して高い。
幸いにもN攻の攻撃ペース自体は中々のスピードがあるので、N4が空振りしてもN5で再度敵を捉えてフォローする事は十分可能である。ただ赤ゾーン側の敵は的確にこちらの攻撃の隙を突いてくるので、あまり無理なゴリ押しは避けたい。赤ゾーン側では特に横槍を入れてきそうな敵を瞬時に判断して優先してN4を当て、コンボを途切れさせないようにしてC6に繋げていきたい。
なお、N4の弱点を補うもう1つの手段として「N4を出さずにCRを出す」という選択肢も入ってくる。劉備の主力技といえばC6という感が強いが、こちらも発生の早さだけでなく、このN4の隙を補えるという意味で重要な技と言える。もちろんCRと言えど万能では無く、C6と一長一短の特性があるので、敵の状況によって使い分けは必須である。
とにかく、劉備を使う上で性能の悪いN6を出し切る事はまず無いだろう。N攻途中止め、C6、CR、乱舞、CD…これらの選択肢から的確に状況に合った技を選べる様にしたい。

チャージ攻撃

C1

非常にトリッキーな動きの突進技。比較的オーソドックスな技が多い劉備の技の中に於いて、(実用性はともかくとして)個性だけはひと際目立つ技だ。
まず正面に敵武将が対峙した状態で、スティックでの方向制御を一切操作せず出した場合、斜め右方向にダッシュして敵武将の背後を取る様に回り込み、背中側から奇襲のダッシュ斬りを加えつつ元の位置に戻ってくる。
また、瞬間的にかなりのスピードで移動するので、もし敵武将が攻撃を加えようとしている場面に先読みで出していれば、あたかも敵武将の攻撃を高速斜めダッシュで回避し、すかさず反撃のダッシュ攻撃を加えるという華麗な動きをしてる様な感じになれるだろう。おそらくあのC1のトリッキーな動きはそういう演出を意図してると思われる。
実際、敵武将が何もしていない時に出しても、劉備が斜め右奥にダッシュした瞬間、敵武将は即効で反応して向き直るので、ガードした敵将の背後を取ってめくりヒットという訳には行かない。敵が攻撃を振りかぶった瞬間に出す事で、敵にガードされずに攻撃を交わして、返す刀のダッシュで一撃を加えられる。
しかし、別に趙雲や孟獲のC1の様な無敵時間がある訳ではなく、敵の攻撃を喰らえば速攻で浮かされてしまうのでカウンター技としてC1を出すのは非常にリスクがあり、当たったときのリターンにはまるで見合わない。
雷玉を装備した場合なら雷柱発生で隙を誤魔化せるが、わざわざ使う程の意義を見出すのは難しい。ガードの甘い雑魚集団に対してならそれなりに当たるが、ダメージ効率は悪いので結局使わない。
面白い技ではあるが、如何せん制御が難しく実用的に使うのは難しいだろう。しかし、劉備の他の技は実用的な性能でスタンダードで使いやすいが、優等生すぎて如何にも単調で飽きやすい面も無きにしも非ずなので、こういう技が存在するのも悪くないのかも知れない。方向制御については後述項目を参照。

C2

垂直に縦斬りで斬り上げる。その為、真正面の敵にしか当たらず、出るまでと出た後の硬直も大きめ。あまり性能は良くない。雷C2→CDも残念ながら劉備のCDが短すぎて真空書有りでも届かないので特殊なコンボも狙いにくい。どうせ使うならC5の方が良いだろう。

C3

C6に次ぐ劉備の主力C攻。左右に連続で斜め斬り上げを繰り出しながら前進し、最後に180度水平薙ぎ払いを繰り出す。最後の1撃が広範囲かつ属性対応。ラッシュ部分は左右の斬りが1セットで最大3セット繰り返す。
ラッシュ部分がかなり早いペースで連続斬りを出すので、攻撃判定が強くCR終了までは潰され難い。更に最後の〆が水平斬りなので雑魚を巻き込みやすく、ガードされてもめり込みが浅ければ致命的な隙を晒す事は少ない。CR耐性があるので弓矢も1発まで耐える事ができ、移動力が大きいので弓兵の駆逐にも最適だ。
分厚い大集団には能力不足だが、10人程度の小集団なら十分使っていける性能だ。特に雷玉で出した場合は雷柱が大量に発生するので出し終わった後のフォローもし易い。劉備がC6を手に入れるまでは主力として活躍してくれるだろう。
C6は劉備にとって強力な対集団用の技だが、欠点として出すまでにN1~N5を出し切らないといけないので、出す前にN4の隙などを突かれて潰される場合もある。そんな時もCRなら発生の早さとCR耐性で強引に敵を切り刻み、最後の雷発生で有利な戦局を作りやすい。
そしてCRで気絶させておけば、N5までを振ってC6を出せる状況も作りやすくなる。CRを小技として上手に散りばめる事で、C6とお互いの性能を補い合って活躍できるのだ。
欠点は他のCRの例にもれず、技を出し切った後に攻撃を喰らうと浮かされる事。比較的隙が少なめのCRとは言えこればっかり出してると被弾率が大きくなってしまう事もある。N攻途中止めや防御技としての乱舞と使い分けよう。
あまりCRゴリ押しばかり覚えてしまうと、高難易度に移行した時に柔軟な対応力が無くなって劉備の能力を引き出せなくなってしまう。過信は禁物だ。

C4

N6に似たモーションで、上段から大きく振りかぶって縦斬りを繰り出す。C4と言えば広範囲を薙ぎ払う技が多いというイメージだが、劉備のC4は非常に攻撃範囲が狭い。劉備の場合はC6が広範囲攻撃に当たるので、C4は基本的には使う事の無い技となるだろう。おかげで武器レベルが低い時には劉備の戦力はかなりダウンする。
一応、雷玉時以外なら、C4の持つ吹き飛ばし効果を利用する目的で、向こうからやってくる集団に雑魚兵をC4で吹き飛ばして人間爆弾として当てる事はできる。人間爆弾はガード不能なので、ガードの堅い敵武将も吹き飛ばせる。
また、雷玉装備時なら、密集してる敵に対してのみ攻撃範囲が広がる。普段ならC4は正面の敵にしか当たらないが、雷玉なら密集してる雑魚の1体にC4を当てれば雷が連鎖発生するおかげで擬似的に攻撃範囲がグッと広がる。
しかし、やはり無理してまで使う程の技では無いだろう。武器レベルが低い時はCRが、武器レベルが上がればC6が劉備のメインウェポンになる。

C5

最大の特徴は、雷玉を装備した時に「真空書を装備した場合のみ地上落雷CDが当たる」という点であろう。真空書を装備せずに雷玉でC5からCDを出した場合は、普通のキャラと同様、地上でよろめきダウンしてる敵に追加のCDは届かずに空振りしてしまうので雷CDは使えなくなる。
劉備は雷玉を装備して戦う事が多いが、真空書があれば落雷CDによって対単体火力を押し上げられるので雷玉時には特に真空書を装備しておきたい。CD自体は真下にしか攻撃しないので、地上の他の敵を巻き込むのは難しい。あくまでC5を当てた単体への攻撃と割り切ろう。
なお、劉備N4の突き技は非常に攻撃範囲が狭いので普段は弱点であるが、C5を当てる場合に関して言えば逆に都合が良い。3エンパのC5はN4が最後に当たった敵に強制ロックオンされるので、N4の攻撃範囲の狭さが逆に功を奏して、狙った敵だけにC5を当てやすいのだ。
斬玉装備時にも、手早くまとまったダメージを与えられるので対単体向けの連続技として使う。技の発生は早めで連続技として繋げやすいが、C5が完全に縦に斬り上げるので真正面の相手にしか当たらない。完全に対単体向けである。

C6

劉備の主力技。全方位を攻撃する回転斬りを放ち周囲の敵全てを吹き飛ばす。連続技で繋がるのに広範囲攻撃という事は、対単体武将戦でも対集団戦でも使えるという事。極端な言い方をすればN攻止めを繰り返して、N攻がヒットしたらこの技に常に繋げてさえいればなんとかなる、その位高性能な技である。
衝撃波を繰り出している様に見えるが、実は「※衝撃波はイメージ映像です」的な飾りで、実際は振っている武器にしか攻撃判定は無いので注意。劉備が振っている剣が実際に敵に触れないとヒットしないと覚えておこう。
劉備が前進する距離が長いせいで、振り始めた場所より後方には剣が届き難い。振り始める前に劉備の真後ろに居た敵には、明らかに衝撃波が当たっている様に見えてもヒットしない事がある。出した瞬間に居た場所より前方にしか殆ど攻撃は届かないと思っておいた方が良い。
同様の技を持つ袁紹C6に比べて、出るまでが早く出た後の隙は大きいという特徴がある。
C6が発生してから前方に攻撃が届くまでの時間は、劉備C6…発生14F、硬直32F、※袁紹C6…発生20F、硬直16F、だ。
なので、劉備の方は発生が鬼早くて潰される前に敵に当てやすいが、出がかりをガードされるとその後に長い硬直が発生する。袁紹は出るまでが遅くて敵に当て難いが、ガードされても隙は少ない。真逆の性質を持つ。
基本的には劉備のC6は発生が早いので使いやすいが、敵武将にガードされた時だけはキャンセル無双乱舞でフォローできる様に準備しておこう。密集状態で雷玉使用なら巨大な雷柱が連続して発生するので隙の大きさはかなりフォローできる。
真空書が無いとN攻の攻撃範囲が見るも無惨にガタ落ちする劉備だが、C6の時だけは武器の白い攻撃判定のオーラが比較的長いままなので助かる。もし真空書が無い時は、N攻で敵を圧倒できないので普段にも増してC6頼みという状況になりやすいだろう。間違いなく劉備の主力となる技である。

その他

D攻

技の発生がかなり早く、270度近い広範囲を薙ぎ払える。威力も高めで相手を吹き飛ばす。D攻としてはかなり優秀な部類。

J攻

結構出は早いが、攻撃範囲はやや狭い方なので、騎乗武将落とし以外ではあまり使わないかも。

JC

ごくオーソドックスな性能。攻撃範囲が狭い落雷CD後の真下に散開した弓兵が走り込んできた場合などに。

弾き返し

C4のモーションで前方に縦斬りを繰り出す。ベースとなる技がC4なので弾き返しとしてはリーチと攻撃範囲に欠ける。右斜めに振り下ろす縦斬りなので、右側から来た騎乗武将の騎乗攻撃に対して出すのがやりやすい。騎乗攻撃は振りかぶるモーションが大きくて見切りやすいので、弾き返しの練習にも最適だし実用的なので覚えておこう。

名乗り

「負けぬっ!」名乗り後にC4で青ゾーン飛ばしなどに。

騎乗攻撃

割と判定もリーチも優秀な方だが、威力が低いので使う事は無いだろう。ただし、武器がレベル1の劉備は物凄くリーチが短い。騎乗攻撃の方がリーチに困らない程だ。そこで武器レベルが1の時だけは、騎乗して戦った方が雑魚の処理は案外楽かも知れない

無双乱舞

劉備の強さを支える技の1つ。地上ヒット乱舞なので地上戦でのカウンターとして大きな威力を秘めている。連続斬りの部分のリーチは少し短いが、最後の部分はかなり剣の攻撃判定のオーラが伸びて比較的多くの敵を巻き込める。
連続斬りの部分のリーチの短さから、単体相手のカウンター攻撃用として使うのに最も適している。かなり判定的にも強い乱舞の部類に入るが、集団に当てるには連続斬りの部分のリーチが少し短い。
その分、フィニッシュ部分のモーションがかなり強いので、集団への緊急回避として使った場合には、ボタンはチョン押しですぐフィニッシュに繋げた方が連続ヒットが途切れず、出した後の状況が良くなりやすいだろう。

真・無双乱舞

地上ヒットしなくなるので性能的には大幅なパワーダウンだが、演出的にはかなり格好良くなる真無双乱舞。とにかくフィニッシュ部分が格好良い技。明らかに元の剣の長さを遥かに越えてる巨大なオーラの刃が出現し、長く伸びた剣で3回、更に3回、と瞬時に連続で何度も切り刻む。
地上ヒットしなくなるので威力は元の無双乱舞の半分近くにまで落ち込むが、浮かせるのでカス当たりが減り、フィニッシュ部分の巻き込み量は大幅に増えるので、威力を捨てて緊急回避性能を手に入れた感じとなる。


主な戦法

キャラ概要

曹操や孫堅と並び三大勢力の君主であり、その分かなりオーソドックスかつ使いやすい性能になっている。
三君主は武器は同じ将剣タイプでありながらそれぞれ微妙に性能面で差別化されてる印象があるが、劉備の特徴を挙げるなら「優秀な属性付き広範囲攻撃であるC6を持つ」「乱舞の威力が地上ヒットなので威力がかなり高い」点が大きいだろう。
特に広範囲攻撃としてのC6は非常に優秀な性能で、武器は長柄武器に比べれば比較的短い両刃剣ながら、自分の周囲に群がる雑魚兵をまとめて一掃できてしまうので、実に快適にプレイできる。
特に対集団用武器としては雷玉との相性が良く、密集すればする程雷柱の巻き込み範囲が上がるので、まるで満員電車の様に周囲を雑魚兵に群がられても、鬱陶しいどころかむしろ雷の発生数が増えて威力と攻撃範囲が上がるので大歓迎、という程になれる。集団に有効な広範囲攻撃を持たないキャラからすれば羨ましい程の対集団性能を持っているのである。
そして防御面を支える威力の高い地上ヒット乱舞、N攻2発ですぐに発生させられめくりヒットも狙える判定の強いCR、と対集団戦も対単体もこなせるだけのパーツが揃っているので、実に実用性重視の技ラインナップと言えよう。将剣タイプでは間違いなくトップクラスの強さと使いやすさである。
初心者にも使いやすくてお勧めしやすいキャラである。一方で、実用一辺倒の面白みの無い技ばかりでもなく、C1の様な存在意義の謎な魅せ技的な物も持っているので侮れないキャラである。

武器の特徴

なお、劉備の通常技の大きな特徴として、「真空書」と武器レベルの成長による武器のリーチの上昇分が非常に大きいことが上げられる。同じ君主タイプの曹操と孫堅は、武器レベルが1から11になった時の刀身の伸び率は約1.3倍であるが、劉備の剣は刀身が約1.5倍にまで長く伸びる。
数値で書くと大した差に見えないかも知れないが、これに「真空書」を付けると状況は一変する。攻撃時に剣から伸びる白いオーラの様な攻撃判定の伸び量が凄まじくなるのだ。
序盤はリーチの中途半端さゆえに攻撃が途中でスカってしまったり集団を相手にしてると徐々に押されてしまってパワー不足を感じる時もある劉備だが、後半になるに連れて大きく通常攻撃がパワーアップする事になり、通常技だけでも中々侮れない強さを発揮する。まるで一介の草履売りから皇帝にまで登りつめた彼の人生を象徴する様な、成長型の主人公という感じである。
ただし、この白いオーラの攻撃判定の部分は、真空書を装備していないと激減してしまう。10武器以上で真空書を装備した時とそうで無い時では、もはや別人と言える位のリーチ差が出てしまい、キャラ性能に大きく影響してしまう。
劉備を使う上で非常に重要な点なので、基本的に1回使ったら数ターンは同じアイテムは使えない3エンパで劉備を出撃させる場合は、アイテム使用回数の管理にも注意しておきたい。

対集団

劉備の対集団能力はC6に依存する所が大きいが、乱戦になってくるとN4辺りのN攻の時点で潰されてC6を中々出させてもらえない場合も出てくる。そんな時はCRを使っていこう。劉備のCRはかなり判定が強く、敵を気絶や雷よろけダウンにできる。
「CRで気絶or電撃やられ」→「追撃のN攻で浮かせて更に空中でC6まで繋げてダウン」→「ダウンさせてる間に安全にN攻を振って、起き上がりに地上ヒット狙いのC6を重ねる」など、一旦敵を動けない状態にしてから安全な状態でN5までを出せる様にすれば、被弾率をかなり下げられるのだ。
一度ダウンさせてしまえば、起き上がりに背後側から攻撃を仕掛けられるし、その後の地上ヒットでC6を繋げる為の状況も作りやすくなる。集団相手には最初から生ヒットのC6をいきなり狙うばかりでなく、まず有利な状況を作るという、ダメージより戦いの流れを重視した技の構成からスタートした方が、結果的に良い場合も多い。
そして武器の特徴の項目でも述べた様に、劉備の能力は真空書に大きく依存する。真空書があればN攻の攻撃範囲が長柄系キャラに準じる程の広範囲になれるので、ガードされると隙のあるCRやC6に頼る事無く、N攻途中止めで安全にゲージを溜められる。
劉備は弾き返しやC4の攻撃範囲がイマイチなので防御技を無双乱舞に頼る面が大きい。ゲージがある時にはかなり強気に攻められるが、ゲージが無いとCRやC6が無保険のハイリスクなゴリ押しになってしまい、被弾率を下げられなくなってしまうのだ。
「ゲージが溜まるまではC攻をむやみに出さない」「きちんとヒット確認をしてからC6を出す」という癖をつけておきたい。

対単体

どちらかと言えば対単体より対集団向けの技が多い劉備にとって、数少ない対単体武将向けの技はめくりCRと地上落雷CDになるだろう。そして万一ミスして攻撃をガードされてしまった場合等の保険としてのカウンター無双乱舞である。雷玉時はそれに加えて、集団雑魚に巻き込んでの雷連続ヒットによる固定ダメージ分が加わる。
基本的にはこれだけのパーツが揃っていれば十分対武将戦は乗り切れる。そして攻撃ヒット時の敵の体力の減り具合を見ながら、あと無双乱舞1回当てれば倒しきれるという場合には、めくりCRからフィニッシュを出す前にキャンセルしてコンボの途中に地上ヒット無双乱舞を組み込んで、一気に倒してしまうのも手である。

もし敵の防御力が高くなってしまい、思う様に体力を減らせなくなってくる状況が出てきたら、劉備の取る対策は2種類ある。
1つは、斬玉を装備する事だ。斬玉CD等なら高い耐久力を持つ敵にもまとまったダメージを与えられるだろう。集団に対しても斬CR→C6で比較的早めの殲滅が狙える。ただ、雷玉の様にヒット時に有利な状況を作り難いので徐々に集団の数に押されて押し負けてしまう事も起こりやすい。
もう1つは、雷玉を装備したまま、大量の雑魚の群れの中に敵武将を巻き込んでC6を出し、大量の雷柱発生に巻き込んで雷柱の多段ヒットダメージを与える方法である。
雷柱のダメージの1発はN攻1発の半分に満たない様な非常に微々たるダメージだが、大量の敵の中に巻き込むと1体の敵に対して何本もの雷柱がヒットして、中々侮れないダメージを与えられる。
劉備のC6性能だとかなりの大規模な雷柱巻き込みを誘えるので、ガードの堅い敵武将も集団の中に放り込んで雷に巻き込んでやれば結構ガードを崩して有効なダウンを奪える。雷特有のフワッとした浮きで足元にダウンしてくれて、起き上がりを背後ヒットから連続技に繋ぐチャンスも増える。
これに加えて、地上ヒット乱舞や地上落雷CDで敵武将の体力を丁寧に削り取っていけば、強敵も確実に制していけるだろう。

拠点制圧

劉備の場合、C6が使える様になるまでは比較的我慢も大事な局面も多い。特に武器レベルが低い内は正直言ってあまり強い拠点制圧性能は持っていない上にステータスの体力が低いので、無理せず仲間の部隊と一緒に進軍して慎重な進軍を心がけよう。
C6が使える様になると、俄然拠点制圧の勢いが増す。敵武将に対しても、タイマンで直接対決する前の集団に埋没してるうちに広範囲の雷柱発生に巻き込んで結構体力を削り取っている場合もある。やはり体力が低いので無理は禁物だが、抜群の集団攻撃能力を活かして安定した強さを発揮できるだろう。
ただ、虎戦車や副将などの耐久力のある雑魚敵には多少手こずる場面が多い。メイン属性が雷玉の場合が多いので、タフな雑魚敵に大して落雷CDと乱舞を超える火力が無いので時間がかかるのだ。立ち回りで押される事は少ないだろうが、微妙に時間を取られて予定していた進軍計画が狂い、当初の予定よりも拠点制圧が遅れるという事もある。敵軍に虎戦車が出撃している侵攻戦では、あまり無茶な時間予定の青ゾーン撃破狙いなどの高望みはせず、君主らしく後方からゆっくりと進軍していきたい。

C1の制御

技考察の項目でも述べた通り、実用性は全然無いが、魅せ技としては色々可能性のありそうな劉備のC1について少し補足しておく。方向制御を駆使して機動力のあるショートダッシュ攻撃として使えないか考えてみよう。
基本的に「劉備が」今向いている方向から右斜め45度前方にダッシュを開始する(カメラの視点ではないのに注意)。例えば画面の奥(つまり正面奥)にダッシュしたい場合は、劉備の顔の向きを画面の左奥に向けた状態にして出せば、右斜め45度ずれた画面奥の正面方向に向かってダッシュする。
そして1回目のショートダッシュが始まった直後に画面奥にスティックを入れておけば、2回目のダッシュも画面奥に向かって出すので、都合2回、正面方向へのショートダッシュが完成する。
もし、劉備が画面の手前の右下、撃破数のカウンターがある方向に顔を向けておけば、45度ずれた画面の手前にむかってダッシュを出せる。
基本はこんな感じで、劉備の顔の向きに対して常に45度ずれた方向にダッシュをしようとするので、そのズレの分を計算に入れてスティックで向きを調整してやれば、理論上は様々な方向へダッシュができる。
しかも2回目のダッシュ時にどこに方向転換するかも含めれば、仮に「1回目のダッシュで8方向×方向転換後に8方向」としても、非常に多彩な動きのバリエーションが生まれる可能性はある。
しかし、実際に思った方向にすぐ出すのは極めて難しいだろう。劉備が歩いている最中にスティックを例えば斜め左奥方向に入れると、カメラ視点もそれにあわせて移動するのだ。
歩くのを停止してチョンとスティックを押せば任意の向きに向きやすいので最初はそれで感覚を掴めるかも知れない。実戦では、「南に向かってる時に北が上向きの地図が読めなくなる」様な感じで、レバー方向をどこに入れると良いのか混乱しやすい。
もともと実用性の無い魅せ技なので、夜間ステージなどで雷玉を装備して上手に敵集団を連続で轢きまくると綺麗かもしれない。

エディット

個人目標から「勢力善政」を外せるのは大きい。得意属性が加わる事も含めて、モーション性能的にも対集団能力が高くて比較的扱い易い武将を作りやすい。
余談だが、エディットで女性武将を劉備モーションにした場合、立ち姿は漢らしいガニ股ポーズになってしまうが、なぜかC1ダッシュの最後のポーズでは内股なので、姫将モデルED武将辺りだと不思議と違和感がない。
【標準】…オリジナルに殆ど近い能力を持つ。できるだけ劉備と近い感覚で扱えるキャラを作りたい時に。
【知略】…脚が速くなるのは嬉しいが、無双ゲージが長くなるのをどう評価するか。地上ヒット乱舞の威力増強は魅力だが、C攻ガード時の保険が効き難くなる。
【重量】…拠点移動は馬前提だが、C1とめくりCRの機動力でタイマン能力は意外と落ち難い。そして何よりC6が凄い威力に。


属性相性

属性相性コメント
炎玉×特に長時間浮かせておけるのに適した連携技が無い。
氷玉C6で大量の敵を凍結させて拘束しつつ威力を稼げるのは魅力だが、元々地上ヒット乱舞持ち+CRが気絶効果なので凍結乱舞の恩恵がやや少ない。
雷玉殆ど頼り切る事になるメイン技のC6とCRの微妙な隙を補ってくれるので攻めがかなり安定する。C6の広範囲攻撃能力を最大限に活かせ、敵が密集すればする程追加ダメージが上がり、『雷玉は火力が増えない』というイメージを覆せる。落雷CDもちょっとした短時間にまとまったダメージを与えられて便利。
斬玉多用するC6との相性が良く、即死も発動するので拠点の雑魚を最も早く減らせる属性。CDも比較的発生が早くて使いやすいので対単体火力を補える。火力面でのメリットが大きい。雷玉時に比べてややC攻がガードされた時のフォローが増え、余計なダメージを受けやすいのが難点。
烈玉×『不要の烙印を押すことは心苦しいが…これも乱世を正す大義のため』。特に有効な使い道は今の所無い。
毒玉劉備のCRが気絶効果なのと、吹き飛ばし効果のC6との相性の関係で、毒を使う位なら斬を使うべきだろう。

アイテム

装備可能アイテム数

武将レベル12345
アイテム数234

劉備を使うなら最優先で欲しいのが真空書。
他キャラも欲しがるので需要に供給が追いつかないだろうが、真空書があると無いとでは劉備の戦力は全然違うので優先して譲ってもらいたいほど。
雷玉時は仙丹必須だが、雷玉はレベル3以上だと巻き込み範囲がかなり上がるので雷玉のレベルが低いなら仙玉秘書も検討しても良いかも知れない。
地上ヒット乱舞を活かしたいなら乱舞剛書は不要か。


武器

武器タイプ:刀剣

レベル名前攻撃数攻撃力
1~3尖剣414→17→20
4~6鋼尖剣524→27→30
7~9黄龍剣638→40→42
10真黄龍剣644
11蜀王647、玄武甲19、神速符14、羌族角9、七星帯20

※10、11武器は常に属性が発動。
出世魚の如く、武器のレベルによるリーチの伸び具合が極端。最初は小太刀位のリーチしか無い。
11武器+真空書だとまるで伝説の剣の如く白い攻撃判定の付いたオーラ斬りが発生し長いリーチで圧倒できる。
11武器の七星帯Lv.20も地味に戦神の斧等の出現率で雷玉時の攻撃力を補ってくれているかも知れない。
せっかくだからイメージ重視で的盧鐙の幸運効果も併用するのもまた一興か。


特殊イベント

イベント名発生条件
束の間の語らい自勢力に劉備と孫尚香が居て、両者の勤続ターン数が6以上で発生。ただし直前ターンまでの戦闘に参戦していない状態が続いていると発生しない事も。
弓腰姫と仁の男演技モードで、自勢力が劉備もしくは孫堅で、孫堅勢力に孫尚香が居て、劉備勢力と孫堅勢力が同盟を結んだ場合に発生。
仁の向こうへ演義モードで、自勢力が劉備で、劉備が永安を支配しており、劉璋が成都を支配しており、自勢力にホウ統が居る場合に発生。ホウ統が劉備に成都攻めを進言する。
南へ演技モードで、君主劉備で配下に諸葛亮が居て、成都を支配しており、25ターン以降で、孟獲勢力が健在で、南蛮と西涼が劉備以外の支配地域の場合に発生。諸葛亮が南征を進言する。
義兄弟のもとへ演技モードで、自勢力が劉備で、10ターン目以降で、関羽の勤続ターン数が2未満の場合に発生。
龍の帰還演技モードで、君主が劉備で、自勢力に趙雲が居て、そのターンの戦闘に敗北すると発生。趙雲単騎駆け。
奸雄討つべし演技モードで、自勢力が劉備か孫堅で、30ターン目以降で、曹操の支配地域数が5以上で、自勢力と曹操勢力が隣接している場合に発生。
虎を食らわんと演技モードで、自勢力が劉備か曹操で、30ターン目以降で、孫堅の支配地域数が5以上で、自勢力と孫堅勢力が隣接している場合に発生。
水鏡先生の言葉演技モードで、1~20ターンの間で、自勢力の支配地域数が8以上で、善政の政策を積み重ねている場合に発生。
臥龍出廬演技モードで、自勢力が劉備で、自勢力の支配地域数が6未満で、善政の政策を積み重ねていて、「水鏡先生の言葉」が発生済みで、諸葛亮がどの地域にも所属していない場合に発生。諸葛亮が配下武将に加わる。
鳳雛参陣演技モードで、自勢力が劉備で、自勢力の支配地域数が6以上で、善政の政策を積み重ねていて、「水鏡先生の言葉」が発生済みで、ホウ統がどの地域にも所属していない場合に発生。ホウ統が配下武将に加わる。


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Last-modified: 2018-07-23 (月) 01:55:52 (2098d)